この山桜の樹は、我が家をでてすぐ、道路わきの杉や桧、などの中に
息づいていました。
あたりは、うっそうとした杉林で、どこにどんな風に生きているのかかいま見ることさえ
出来ない状態で、ほんの少し、頭がのぞいているなぁといった様子が何十年と
続いていたのです。
前にもお話しましたように、それが突然駐車場を作るという計画で、木々が伐採され今、
初めてその姿を私達に見せてくれています。
道路から桜の樹のとこまでは、結構距離があり、その間は谷になっています。
谷が終わり 、山が盛り上がったところにこの樹は立っています。
何度も何度も眺めていたくて傍へ行くと、風にハラハラと小さな花弁が散ってきます。
一枚飛んできた桜の花びらを手にとると、微かにピンク色しています。
樹高は15~17メートルはありそうです。もっとあるかもしれません。
幹も太く私と同い年?くらいかもしかしてもっと年がいっているかもしれません。
さてさて、それが問題です。
はたしてどのくらいなのか・・・・?いずれにせよ、春の山桜・…どこか神秘的。
魅力が尽きません。